フランスでは聖書に出てくる登場人物や
職業に由来する苗字が多く見られます。
中にはファーストネームでも見られる苗字もあります。
こちらではフランスでよく見られる苗字を
読み方の五十音順で一覧にしました。
英語とは読み方が異なるので注意してくださいね。
フランスで多い苗字の一覧と意味
フランスでよく見られる苗字一覧です。
・ウゥ(Roux)
古フランス語で「赤」という意味があり、赤毛の人に対するニックネームから苗字になりました。
・ヴンサン(Vincent)
ラテン語で「支配する人」という意味があり、初期キリスト教徒の間で多い名前でした。
・オンドリィ(Andre)
姓が無い時代に親から受け継がれた名前が苗字になったものです。
・ギャフシァ(Garcia)
スペインでよく使われる一般的な苗字です
・ジュブワ(Dubois)
森林など木が多い地域出身を表す苗字です。
・シモン(Simon)
ファーストネームにも使われることのある苗字です。聖書にも登場します。
・ジハァーゥ(Girard)
古ゲルマン語の「槍」が由来した苗字で、他にも「勇敢な」「堅い」「厳しい」といった意味があります。
・デュホォン(Durand)
デュホォンダス(Durandus)というニックネームから来ています。
・デビーッド(David)
「最愛の」という意味の苗字です。姓がなかった頃から使われているので、ファーストネームで使われることも多い名前です。イスラエル王国のダビデ王が有名です。
・トーマ(Thomas)
ギリシア語で「双子」を意味します。キリスト教の12使徒のひとりです。
・ベルナルド(Bernard)
古ゲルマン語で「熊」や「勇敢」「丈夫さ」を意味する苗字です。
・フゥベー(Robert)
古ゲルマン語で「明るい名声」が由来となっている苗字です。
・プィチ(Petit)
古フランス語の「小さい」「短い」という意味の苗字です。容姿を表している苗字です。
・フゥファニィ(Fournier)
フランス語で「パン屋」を意味する職業が由来の苗字です。
・ベフトォン(Bertrand)
古ゲルマン語で「輝き」「盾の縁」という意味があり、騎士や武人に付けられた苗字です。
・マフタン(Martin)
ローマ神話の軍人マルスが由来している苗字です。ローマ人の名前マルティヌスが変形したと言われています。ファーストネームでも見られる苗字ですね。
・ミィシェーレ(Michel)
大天使ミカエルから付けられた苗字です。
・ムーフォウ(Moreau)
ラテン語の名前で「黒い肌」を意味します。容姿によって付けられた苗字です。
・ムヘィウ(Morel)
古フランス語のムーア人「Moore」より派生した苗字です。黒い肌や黒い印象の人に付けられたニックネームが元になっています。
・メフシィ(Mercier)
フランス語の「貿易商」という意味の、職業に由来する苗字です。
・リィシャー(Richard)
元々ゲルマン民族の部族名だった名前が苗字になりました。
・リュウフワ(Leroy)
フランス語で「王」を意味する苗字です。王族関係者や劇などで王役を務めた人々、または王様のような態度の人に付けられた苗字です。
・ルーホン(Laurent)
古代ローマ都市「Laurentum」が起源の苗字です。
・ルゥセーブル(Lefebvre)
「Lefevre」(鍛冶師)という職業から派生した苗字です。
・ロンベェー(Lambert)
古ゲルマン語で「大地の輝き」という意味があります。
フランスの変わった苗字
フランスには変わった意味のある苗字もあります。
・ルナール(Renard)
狐を意味する苗字です。
・ロシニョール(Rossignol)
サヨナキドリ、ナイチンゲールといった鳥を意味します。
・プアリエ(Poirier)
洋ナシの木を意味します。
・ポミエ(Pommier)
リンゴの木を意味します。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
フランスでは友達や知り合い同士でも
ファーストネームで呼び合う為
お互いの苗字を知らないという方が多いようです!?
また名前にも使われている苗字が多くある為
養子に行った際に名前と苗字が同じになる?
なんてこともありそうですね!
以上、フランスのよくある苗字をご紹介しました。
また、フランスの名前で、かわいい響き、呼びやすいもの・由来や苗字の一覧・男女別人気ランキングについて詳しい記事がありますので、是非参考にしてください。
④フランスで良く見る名前の苗字一覧!☚今ここ