ドイツには、日本と同様苗字が存在しています。
ドイツには、約20万以上もの苗字があるとされており
多くの苗字が存在しているのです。
そこで今回は、ドイツの名前の苗字の特徴と
よく使われる苗字についてご紹介していきたいと思います。
ドイツの名前・苗字の特徴とは?
ドイツの名前・苗字の特徴は
職業由来のものが多いです。
よく使われる苗字の多くが職業由来となっています。
この傾向はヨーロッパでよく見られますね!
また、地名由来の苗字も多くあり
相対性理論で有名なアインシュタインも
地名が由来となっています。
またこうした地名に関連するのも
ヨーロッパでの特徴です。
さらに、ドイツの苗字で
vonが付くと特別な意味があります。
実は、vonが付く苗字は
貴族の家系や貴族にゆかりがある家系とされているのです。
そのため、知り合ったドイツ人の苗字にvonが付いていたら
由緒正しい家系だと思った方がいいでしょう。
ドイツの名前・苗字は学問の研究にも!
ドイツでは、名前・苗字は学問の対象になっています。
ドイツには姓名学があり
名前の由来や歴史などを研究しているのです。
そのため、ドイツの苗字の意味や由来などは
ドイツ国内でも関心を持たれているのです。
ドイツでよく使われる名前・苗字!
①ミュラー(Muller)
ドイツで最も使われている苗字がミュラーです。
ミュラーは職業由来の名前となっており
「粉屋」「製粉業」などを意味しています。
日本だとドイツ代表のサッカー選手である
トーマス・ミュラーが有名だと思います。
ちなみに、ミュラーは英語だとミラーに該当する苗字です。
②シュミット(Schmidt)
ドイツで2番目に使われている苗字がシュミットです。
シュミットも職業由来であり「鍛冶屋」を意味しています。
ちなみにシュミットは
英語ではスミス
オランダ語ではスミットに該当する苗字です。
そして、スミスは英語圏で最も多い苗字となっています。
③シュナイダー(Schneider)
シュミットに次いでよく使われている苗字がシュナイダーで
シュナイダーも職業由来であり
「仕立て屋」を意味しています。
ちなみにシュナイダーは
英語圏ではスナイダーに該当する苗字です。
④フィッシャー(Fischer)
ドイツでは、フィッシャーもよく使われている苗字です。
フィッシャーも職業由来であり
「漁師」を意味しています。
主にドイツで使われている苗字ですが
アメリカでも使われている苗字です。
これは、移住したドイツ人によるものとされています。
⑤マイヤー(Meyer)
ドイツではマイヤーも多い苗字となっています。
ドイツだけでなく、欧米の多くで使われています。
マイヤーも職業由来であり「執事」の意味です。
ちなみにマイヤーは
英語だとメイヤーやメイアに該当する苗字です。
⑥ウェーバー(Weber)
ドイツでは、ウェーバーという苗字もよく使われています。
ウェーバーも職業由来であり
「機織職人」を意味しています。
ウェーバーと言えば、ドイツ人経済学者であるマックス・ウェーバーが有名です。
⑦ワーグナー(Wagner)
ドイツでは、ワーグナーもよく使われている苗字です。
ワーグナーも職業由来であり
「車を作る人」を意味しています。
ワーグナーと言えば
ドイツ人作曲家であるリヒャルト・ワーグナーが有名です。
ちなみにワーグナーは
フランス語ではワグネに該当する苗字です。
まとめ
今回は、ドイツ人の苗字について紹介してきました。
ドイツ人の苗字は、職業由来のものが多いです。
よく使われている苗字の多くが職業由来となっています。
また、ドイツ人の苗字でvonが付く場合
貴族や貴族ゆかりの家系となっています。
そのため、ドイツ人と知り合い
苗字にvonが付いていたら由緒正しい家系だと思っておきましょう。
ドイツには、20万以上もの苗字があるとされているので
ドイツ人に遭ったときには苗字にも注目してみてください。
また、ドイツの名前の意味や由来・男女別人気ランキング
などについて詳しい記事がありますので、是非参考にしてください。
⑤よく使われる苗字の特徴とは?☚今ここ